TOP > ARCHIVE − 2008年01月

ステロイド系塗り薬(1)

ステロイド系塗り薬(1)

炎症を鎮める塗り薬です。飲み薬のような副作用はほとんどなく、局所に直接塗る
ことができるため、飲み薬よりも少ない量で炎症を押さえることができる利点が
あります。炎症をおさえる強さから5つのランクに分類されます(弱い、中等度、強い、
とても強い、もっと強い)。


塗る場所

発疹のあるところにだけ塗ってください。ただし、体には薬の吸収のよい部分と
そうでない部分があります。一つの薬をどの部位に塗ってもよいわけではあり
ません。とくに顔、首、陰部は薬の吸収が非常によい部位です。薬は指示され
た部位に塗りましょう。


塗る量

患部が少し光る程度に塗りましょう。たくさん塗ったから早く治るわけではあり
ません。たとえばこぶしの広さに塗る場合、米粒大ぐらいの大きさが適した
量です。広い面積に塗る場合は、軟膏を少しずつ患部に分けてのせ、指で
塗り広げてください。


塗る回数

成人の場合、1日2回(朝と夜)が目安です。また年齢によって薬の吸収が
異なります。皮膚の薄い子供や新陳代謝の遅い高齢者は1日1回でも
かまいません。また、薬がとれたからといって何度も塗り直す必要はあり
ません。


塗る期間

よく効くからといって、診察を受けないまま塗り続けてはいけません。
症状がおさまれば、塗る回数を減らしたり、ランクの弱い薬に変更したり
するなど少しずつ下げていきます。また、症状が改善しないにも
かかわらず、弱いランクの薬をダラダラ使うのもよくありません。
症状にあわせた治療が必要ですので、少なくとも月に1〜2回は受診
してください。

なお、長い年月にわたり強いランクの薬を使い続けてきた方(とくに顔)が
自己判断で急に薬を止めると、今まで抑えられていた症状が現れ、
急に赤くなってジクジクすることがあります(リバウンド現象といいます)。

薬の塗り方

薬の塗り方

ステロイド系塗り薬に限らず、どんな塗り薬も指示通り使うことが大切です。
また塗り薬の効き方には個人差があるものです。治療を適切にすすめる
ためにも、薬が切れる前に、少なくとも付1〜2回は受診してください。


薬を塗る前に

軟膏を塗る手が汚れていませんか?軟膏を塗る前には、手をきれいに
洗いましょう。患部も清潔にしてから塗ってください。できればシャワーや
入浴で汗や汚れを流した後に塗りましょう。


皮膚病への薬の塗り方

1日2回塗るものは朝と夜に、1日3回塗るものは朝、昼、夜に塗ってください。
1.チューブの塗り薬は、薬の量をみながらチューブから指の腹に少量出してください。
直接軟膏のチューブを患部にあてて塗らないでください。
2.薬を少しずつ患部にのせ、指で伸ばしてください。綿棒で塗ってもかまいません。力を入れて強くすり込むように塗ると肌を刺激するだけ
でなく、塗る量が不足してかえって十分な効果が得られないことがあります。
3.塗り終わったら指についた軟膏を拭きとって、手をきれいに洗ってください。なお、あらかじめ発疹の大きさに合わせて軟膏をガーゼに塗っておき、それを患部に当てたほうが、皮膚への刺激を少なくできる場合があります。

皮膚の薬!新レスタミンコーワ軟膏

「新レスタミンコーワ軟膏 30g」は、有効成分である塩酸ジフェンヒドラミンが、大衆薬としての配合上限量である2.0%処方された皮膚の薬です。塩酸ジフェンヒドラミンは、かゆみなどのもとであるヒスタミンの働きをおさえて、かゆみをおさえると同時に、湿疹や皮ふ炎などにすぐれた効きめをあらわします。また、本剤はやわらかく、のびやすい乳剤性軟膏です。ですから、かゆみなどの広い患部にも塗り広げやすく、使用感のよいお薬となっております。その上、本剤は無香料・無着色・低刺激性です。


湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、あせも、ただれ、しもやけ、虫さされ、じんましん などの皮膚病に効果・効能があります。


新レスタミンコーワ軟膏 30g

新レスタミンコーワ軟膏 30g

皮膚炎・湿疹などによく効く皮膚病薬!!スキンセーフAPクリーム 15g

皮膚病の方に皮膚病薬を紹介します。
「スキンセーフAPクリーム 15g」は、非ステロイド系抗炎症剤・ウフェナマートを主成分とした、皮膚炎・湿疹などによく効く皮膚病薬です。局所麻酔剤・リドカインと、抗ヒスタミン剤・マレイン酸クロルフェニラミンの鎮痒作用で、不快なかゆみを素早く鎮めます。ビタミンEが、患部の血行をよくし症状の回復をはやめます。ステロイド剤が適さない顔面や、おむつかぶれにもおすすめです。医薬品。
*むやみに長期連用せず、医師または薬剤師にご相談いただきながらご使用下さい。



スキンセーフAPクリーム 15g

スキンセーフAPクリーム 15g

かゆみがひどいとき

かゆみがひどいとき


患部を引っかいたり、叩いたりしないでください。


処置

・冷たいタオルで冷やす(寒冷刺激で生じるじんましんを除く)。

※引っかかない。叩かない(とくに目のまわり)。

※入浴温度は、40℃程度・30分以内(シャワーを浴びるだけでもよい)。

※お酒、香辛料、味の濃い食べ物を控える。

※厚着はしない。暖めすぎない。


○かゆみを感じやすくなるとき

かゆみは仕事中よりは、リラックスしているときに感じることが多いようです。
また、食後、飲酒後、入浴後、寝るときは血行がよくなってかゆみを感じや
すくなります。
寝るときに体がかゆくなるのは、体内の熱を体外に逃す反射が起きて、一時
的に皮膚の血行がよくなるとめと考えられています。

かぶれ、水ぶくれ、おできができたとき

かぶれ、水ぶくれ、おできができたとき

患部を刺激しないように安静にすることが大切です。

処置
・何も塗らず、ガーゼを当てて受診する。

ジグジクしているときや膿が出ているときはガーゼを厚めに当てる。

※患部に触らない。水ぶくれをはがさない。破らない。

※患部を締め付ける服装は避ける。

※入浴、激しい運動、お酒は止めて安静にする(血液は熱も運んでいるため、
血行が良くなると、痛みやかゆみがひどくなることがあります)。


○薬品がかかった場合

水道水で患部を1時間以上流して薬品を薄める。勢いよく流す必要はない。
服の上からかかった場合は、必ず服をはさみで切って脱がせる。
処置が終われば直ちに受診する。